サブカルアングラ腐れ供養

サブカル、アングラ、腐を愛する40代独身女未来の見通しゼロブログです。

20年前に読んだ漫画発掘 佐柄きょうこさん「TONBI!ジェネレーション」

こんにちはザワワです。22年ぶりに開いたクローゼットの中から発掘したマンガです。

 

佐柄きょうこさん「ちゃお」で知りました。

「ちゃお」「ちゃお」懐かしい!これを読んでたのは25年前ぐらいになると思うのですが、当時全盛期だった「りぼん」よりも「ちゃお」を好んで読んでいました。姉が「りぼん」、私が「ちゃお」、妹が「なかよし」を買ってもらって交換していたんですが、ここでも「ちゃお」はいらんと言われてたまに他のやつを読ませてもらえない意地悪をされていました。イジメ絶対ダメ。あと、「ちゃお」ってたまに信じられないような劇的な展開になるのが多かったような気が…最終回に雪山で遭難して確か死亡する登山部の記憶があるのですが、あ、どうだろうかなり曖昧。

 

「TONBI!ジェネレーション」

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スポーツ万能一家のなかでひとりだけ運動音痴だけど元気で明るい女の子のお話です。柊子かわいいよ柊子。元気でやさしくて鈍感な柊子と一途な奈雄くんの器の大きさにババアになった今でもキュンキュンっすわ。というか甘酸っぱい気持ちになった自分に感動しました。まだ心のすべてが汚れきったわけではなかった、私!さらに20年後に読み返そう。60歳でこれ読んでどんな気持ちになるのか楽しみです。

どんなストーリーかというと全体的には二人が出会って恋人になるまでのハイスクールラブストーリーなんですけど、銃撃戦とか誘拐とかがからんでくる破天荒なとんでもない展開あります。少女の夢というか妄想を昇華させてくれる昔ながらの少女マンガです。

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これマンガでしか見ないやつ。メモ咥えないよね。こういう現実ではやらないメタ的表現とかセリフやオノマトペを現実でやってしまうと大けがしますね。意図的か天然かでまたけがの度合いも変わってきますが。でもこういうの大好きです。

 

今回再読したことで調べたのですが、佐柄さんはマンガ何本が描いた後はハーレクインの挿絵をかかれてたみたいです。この流れの作家さん多い気がきます。20年以上商業誌でマンガを描き続けるのは大変なんですね。佐柄さんのマンガはどれも元気いっぱいで笑顔になれるので大好きでした。また読みたいなあ。

 

キュンキュンしながら自炊。佐柄きょうこさん「TONBI!ジェネレーション」に合唱。